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東大産学連携企業株式会社リッテル

第3回マイニング探検会を開催しました

去る6月23日に、リッテルがスポンサーとして協力しているマイニング探検会の第三回が開催されました。

今回も会場は満員、さらにピンマイクやビデオカメラなどの機材も持ち込んでのUSTREAM中継も実施されました。

■ ICWSM参加レポート(清田)

ICWSM(Int'l AAAI Conference on Weblogs and Social Media)

では、SNSやマイクロブログに関するセッションが開かれ、なかでも、経済動向に関する電話調査とTwitterの投稿との比較など、Twitterを対象にした研究やビジネス利用が進んでいるとのことでした。

マイタンでも、参加者のTwitter利用率は8,9割にのぼっており、アメリカのビジネスシーンでクローズドなマイクロブログがブームの兆しをみせているという話題に対しては、あえてクローズドにせず、公開してしまうのもいいのでは?という意見がでました。

■ 本づくりの現場で考える、データマイニング援用による「雑誌」の再定義(日高さん)

電子書籍の登場で雑誌が"やばい"状況にあるというお話しから、むしろ積極的に電子化して公開していく方向性の模索として、"自炊"による過去の雑誌の電子化事例等をご紹介いただきました。

最後にマッシュアップ事例として、amazonでの自社の出版物のステータスを確認するbookazというツールをご紹介いただきました。

■ Javascriptを使ったOPACのちょっとした改良(小野さん)

一橋大学のOPACをより使いやすくするために、キーワードサジェスチョンや、オートコンプリート、URLのQRコード表示、ソーシャルブックマーク対応といった改良策を、さまざまなJavaScriptモジュールを活用して実現した、ご自身の事例を、具体的なツールや方法とともにご紹介いただきました。

■JSTからの話題提供(植松さん)

さまざまな科学技術情報をつないで利用者の発想を支援するサービスであるJ-GLOBALのご紹介と、そこで実際に使われている要素技術をご紹介いただきました。

前回のマイタンで清田さんより紹介いただいた各技術がJ-GLOBALでどのように利用されているか、なかでも基本情報を"つなぐ"ための名寄せの適合率や再現率の評価結果等について、生の情報をもとに詳しくお話しいただきました。