第15回マイニング探検会を開催しました
日時:8月26日(金)19:00-21:00
場所: 株式会社ネクスト 本社 3階会議室3
スケジュール:
- 19:20-19:40 清田先生講義「オープンソースソフトウェアについて」
- 19:00-20:00 リッテル研究所中塚さん「マイタンの成果共有リポジトリについて」
- 20:00-20:15 ゲームつくる系チーム発表
- 20:15-20:25 俺Niiチーム発表
- 20:25-20:35 理想の図書館をつくったぜ!チーム
- 20:35-20:45 情報垂れ流し系チーム
- 20:45-21:00 全体ディスカッション
Togetter - 「第15回マイニング探検会( #mitan )」 http://togetter.com/li/179637
◆清田先生講義「オープンソースソフトウェアについて」
http://www.slideshare.net/ykiyota/15-9020928
【講義のねらい】
マイタンの成果物公開についてのヒントになるように
【講義メモ】
パブリックドメインソフトウェア
・あらゆる知的財産権が存在しないソフトウェア
フリーソフトウェア != フリーウェア
・著作権は放棄されていない
コピーレフト
・フリーソフトウェアの永続性を保障
・二次的著作物にもフリーソフトウェアの性質を継承
オープンソース
・1988年に提唱
・定義抜粋:自由な再配布、入手性の保証、派生物にも同ライセンスetc
オープンソースソフトウェアとフリーソフトウェアの違いは立場の違い
・フリーソフトウェア:ソフトウェアは自由であるべき
⇔オープンソース:自由を協調せずソースコードの公開に主眼
ビジネス的には
・Free=無償という先入観による拒否反応
・運動の急進性への悪影響
→オープンソースは、フリーソフトウェアの有用性を広めるための方便か?
ソフトウェアライセンス(利用者の遵守すべき事項を記載)
・GPL:フリーソフトウェア運動を体現するライセンス
→改変物についても全ソースコードを公開する必要(流通しているソフトウェアの約60%はGPLを採用)
→主なソフトウェアは、gcc・gdb・UNIXコマンド群・Emacs
・BSD License:再配布の条件がGPLよりもゆるい
→コピーレフト性は弱い
・Apaceh License:プロプライエタリなソフトウェアの開発にも利用しやすい
オープンコンテント
・オープンソースの概念を創作物に類推
→例:GNU Free Documentation License・Creative Commons
・WikipediaはGFDLおよびCCの両方を採用。
◆リッテル研究所中塚さん「マイタンの成果共有リポジトリについて」
【講義目的】
マイタンの成果物の共有についての方法を知る
【講義メモ】
共通リポジトリの必要性
・情報共有
・タスク分担
Redmine
・バグのコントロールをし、開発工数が下がるための仕組みがチケット
・チケットは、始点があって終点があって誰かひとりが必ず持っている
・バグやタスクを作った時には新しいチケットを発行
・トラッカーというのはチケットの種類
・誰にも降らないチケットを発行することもある
SubVersion
・次にSubversionについて。TortoiseSVNはWindowsで動作するフリーのSubversionクライアント。 http://t.co/s2bvqkU #mitan
・まずはCheckOutする。その後編集・追加を行った後に、Addを行う。問題なければ、そのままCommitを行う。この際できるだけ、コメントをつけるとよい。これによりUpdateが完了し共有できるようになる。
◆ゲームつくる系チーム発表
【発表メモ】
合宿成果
・NDLのレファレンス協同データベースAPIを利用したレファレンススキル向上ゲーム
→ゲームで遊びながらレファレンスに必要なキーワードやレファレンス資料を学習可能
→学習達成率に応じてユーザーのレファレンスレベルアップ(モチベーションの維持)
→GWAPの仕組みによってレファ協のデータを拡張可能
・相互評価では最多得票を頂きました!
ゲームの流れ
・OpenID/Oauthによる認証・認可
・ユーザページで遊ぶカテゴリを選択
・レファレンスの質問が表示される
→関連するキーワードorレファレンスツールを選択
→レベルに応じた問題数を正解できればレベルアップ
今後のスケジュール
チーム内での作業分担
・腑分けを8月中にメールベース
・9月いっぱいにアルファ版。Facebookページインストーラーを公開。
◆俺Niiチームの発表
【発表メモ】
SVMは本当にいい感じの分類支援をしてくれるのかを検証。
テストデータをSVMにくわせる仮定を劇的にらうにするJFeatureを作った。
ラッパーのパッケージの配布・普及促進を狙うか
◆嶋田/理想の図書館サイトチームの発表。
【発表メモ】
理想の図書館サイトチームの発表。最終目標は、リアルの図書館ではできる「なにかないかなぁ?」から「なにか手に入る」図書館サイトの構築。 http://maitan-a.litteldev.net/
スケジュール管理やウェブ画面の境目が難しいかもしれない
◆情報垂れ流し系チーム
【質疑・議論】
スクリーンセーバーにするとなると、図書館の端末はWindosであることがおおいのか。
FLASHだと、全画面を占有できる。
ゴロゴロしながらと言う時には、フリーウェアとしては喜ばれるかも知れない。